★ 江戸川区立松江第一中学校人権講演会 ★

2016年3月11日

3月に、東京都内の中学校にて講演をして来ました。

 

去年の秋頃からすでにバタバタとしておりましたが、

年末、さらに年明け、そして年度末…と

日を追う毎にどんどんと拍車がかかり (^^;;

結構、直前まで先生方とやり取りをしながら進めていましたが、無事に講演させていただきました m(_ _)m


おうかがいした中学校の生徒の皆さんはとても社交的で、

初めて訪れて玄関が分からない私を見つけて、

3階の校舎の窓から

「そこを真っ直ぐ進んでください! 玄関があります!」

と親切に教えてくれたり、


講演会を終えて帰ろうとする私に、部活中の生徒さんが、

「今日はありがとうございました!!」と声をかけてくれたり…とても丁寧にお礼の挨拶をしてくださいました。


私自身は、中学生ぐらいの時って思春期特有のモジモジ感があって、

なかなか知らない人とコミュニケーションをとる のにすごくハードルが高かったのですが、

おうかがいした学校の皆さんは、とてもいい意味であっけらかんとしていて、

なんだか「大人だなー!!」って思いました☆

中学校全体での講演会だったので、1年生から3年生、教職員の方、保護者の方… と、体育館に非常にたくさんの皆様にお集まりいただきました。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

とてもお忙しいなか先生が、生徒さんの書いた「今回の講演会の感想」をまとめてくださったので

その一部を、ここで少し紹介させていただきたいと思います。

 

 

本日の講演を聴いて、一番心に残ったこと、感想や気づいたこと

 

・アルビノというのを初めて知った。

・アルビノを含め見た目で悩んでいる人は苦労してるんだとわかった。

・親も責められるのは間違ってると思った。

・アルビノのことは知ってたけど「カッコイイ」って思ってたけど、本当は免許も取れないとか、仕事も断られるなんて聞いて心が痛みました。何も知らずに「カッコイイ」などと言っていたのかと思うととても申し訳ないです。

・見た目に悩んでいる人だけでなく、親も悩んでいるということが一番心に残りました。

・みんなとの壁を破って人のために役に立とうとしている薮本さんが立派だと思う。

・世界にはいろんな人がいることをよく理解したい。

・アルビノの原因となる遺伝子はたくさんの人が持っている可能性があって障害のことをあまり理解していなかったが、今日のことで身近に感じられた。

・障害のことを私たちが「理解」することが大切だと思いました。

・アルビノの方が弱視だということ。日焼けが火傷にまでなってしまうということ。

・席が後ろになって今までと違う世界が見れたということにトリハダがたちました。考えてもみなかったから。

・見た目問題をなくす行動が大事だと思った。

・同じ悩みの人がいないという悩みを持った人がいるということ。

・見た目問題を知れてよかった。

 

 

2.講演の中で、「見た目」で悩んでいる方の事をお話していただきましたが、どう感じたか。

 

・見た目問題は大きな問題だと思った。

・かわいそう、と同情するだけでなく、どうしたら相手が楽しく生活できるか考えたいです。

・悩んでいる人の気持ちを100%理解することは出来ないけれど、1%でも共感しあえると良いと思います。

・様々な病気などで悩んでいることを知って、それでも今を明るく生きている(前向きに生きている、堂々と前を向いている)姿を見て感動しました。

・見た目問題を解決できるのは周りの私たちだと思うので、しっかりこのようなことを頭に入れて行動したい。

・バイトや就職を断られるのはおかしい。

・悩んでいる人に会ったら相談にのってあげたい。(話しかけたい。助けてあげたい。)

・自分との戦いの毎日で、そんな中で人生を歩むのはかなり苦しいと思った。本当にすごい心から尊敬します。

・自分も外斜視ですが、今日の話を聞いて気にしないようにしようと思った。気が楽になった。

・たくさんの人に知ってもらいたい。

 

 

3.講師の先生へのメッセージがありましたら書いてください。

 

・自分自身も病気が原因で髪の毛が抜けたことがあります。周りの人からジロジロ見られて嫌な感じがするので共感しました。自分の夢は同じ病気の人と接せれる看護師になることです。

・先生自身が見た目に悩んでいるのに、人前で話をして他の人のためになろうとしているのがすごいと思います。これからも頑張ってください。

・障害を持つ人のことを理解できました。ありがとうございました。

・アルビノの人や障害を持った人に会ったら今日のお話を思い出して優しく接したいです。(力になってあげたい。)

・同じ悩みを共有できる場を作ってしまうなんてすごいと思った。

・見た目で悩んでいる人の気持ちがわかった。

・自分も「見た目」で悩むことがあり、今日の話を聞いて少し気が楽になった。
・みんなに知ってもらうことが大事だと思った。これからも講演やアルビノ・ドーナツの会の活動を頑張ってください。

 

以上、

ここに書ききれないほど、本当にたくさんの感想をいただきました!!

それほど「見た目問題」は、みなさんの「身近な問題」として決して他人事として片づけるのではなく、「自分に引き寄せて」真剣に聞いてくださいました。

江戸川区立松江中学校の皆様、

本当にありがとうございました!!